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2008年11月19日 (水)

アル、キツン卒業

11月8日、9日に福岡の博多で開催されたキャットショーに参加してきました。

アルフォンス最後のキツン(子猫)部門での参加でした。

キツンは生後4ヶ月から8ヶ月未満まで。 今年の3月11日の寒い日に生まれたアルも、もう8ヶ月にまで育ったかと思うと感慨ひとしおです。 初めて我が家で生まれた本当の「にゃんこハウス第一世代」。 一緒に生まれた4匹の子ども達の中の唯一の男の子。

福岡まで遠征するのにはずいぶん迷いましたが、相方がめずらしく「行って来る!」と宣言し実現した福岡行き。 男二人というか、一人と一匹の旅はずいぶんと濃かったのではないかと思います。 

新幹線に揺られること5時間強。 私は留守番のはずでしたが、急遽ショー初日に福岡入りすることとなり、飛行機で移動。 仕事場に通うより短い時間のフライト(自宅と仕事場の距離の長さに10年近く通っている自分にあらためてビックリです)

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曇り空の博多の町をそぞろ歩く男二人。  この旅は、二人にどんな思い出を残したのだろうか?

宿泊先は“ペット同泊可”ビジネスホテル。 もちろん、猫が部屋を汚した場合には弁償する旨の誓約書にサインしなくてはいけないのですが、こんな風に場所を提供してくださるホテルがあるのもありがたい話し。 アルはテントの中でくつろいでいました。 彼のコート(毛)の黒い部分がいつもどおり黒かったので、リラックスしていたのだと思います。 疲れてくると、黒い部分が若干薄くなるようなのです。(気のせいかもしれませんが、そんな気がします)


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ホテルの部屋のキャット用テントでくつろぐアル。 今日だけは一国一城の主!


どきどきしながら会場に到着。 キツン部門は初日が全部で4頭、二日目が2頭の参加。 とってもアットホームなショー。 知り合いはほとんど居ない、知っているのはジャッジ(審査員)の方達ぐらい。 目に写る猫ちゃん達が皆新鮮に見えました。

初日のキツン部門の参加者にメインクーンの女の子が一頭。 ルーツをたどれば、親戚猫さんでした。 大人部門に参加していたメインクーン2等も遠い親戚。 福岡で親戚猫さん達に会えたのも新鮮でした。 

猫を通じてしっかりお友達もつくり、猫友の輪を広げることができた充実した2日間でした。

二十数年ぶりの福岡。 町並みも建物もずいぶん変化してしまった気がしますが、人の暖かさは昔も今も変わっていませんでした。 キャットショーって、こんなに楽しいんだ!と、ひさし振りに実感した二日間でした。

そうそう、観光のための時間はやっぱり取れませんでした。 夕食は、ラーメン屋(チェーン店展開の!)、お昼は会場で参加者用お弁当。 グルメな旅とは行きませんでした。

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博多の市立小学校の窓に飾られていた生徒達の作品。 博多どんたくに使う飾りでしょうか? こんな発見もちょっとうれしかった。

キツンとして参加したショーの回数7回。 日数にして12日(2日間開催のショーもあるので)間。 ファイナルに残って、順位あらわすためのロゼッタ(リボン)合計47本。 アルの中にはこの12回のお出かけはどんな思い出となって残るかな?(猫の記憶力に関しては甚だ疑問ですが・・・) 

思い出のロゼッタは今日やっとしまいました。 衣装ケースにでも、とも思ったのですが、ちょうど良い靴箱があったのでその中に全部しまいました。(笑) でも、きっと入れ物が何であっても、思いでは色あせないはず。

アルフォンスお疲れさん。 猫用トイレやおもちゃをたくさん貰ってくれたこと本当に感謝。 でもそれ以上に、いつも機嫌よく過ごしてくれて、我々のわがままに付き合ってくれてありがとう。 これからもよろしくね。

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これも思いで、それも思いで!  知らない人にいっぱいいじられたご褒美がこれ? ボクはササミの方がいい! ササミ頂戴!!


いっぱい追記:キャットショーに参加すると、それだけ早く大人になってしまうような気がします・・・ 8ヶ月になったからということももちろんあるとは思いますが、天真爛漫さが少し抜けてしまうような、どっか遠い目をしているというか・・・ 少々複雑な気持ちにもなります。 でも抱っこすればベタベタに甘えてきて喉を鳴らすし、女の子を追いかけている時の目はキラキラしているし(ギラギラの間違いかも)。 アルフォンス、これからもよろしくね!


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コメント

 おじゃましております。アルくん、じーっとみてますね。可愛い。お疲れさまでした。子猫でなくなっても、心は子猫でいてほしいな。

投稿: ねこばば | 2008年11月19日 (水) 13時35分

キャットショーでの来福だったのですね。このころ、ちょうどバタバタしていて、コメントのレスが遅れてしまい、そのためちゃんと連絡が取れなくて、せっかくユカリさんにお会いできるチャンスを逃してしまいました。ごめんなさい。残念でした‥‥。 アルくん、お疲れ様でした。親戚さんと出会えてよかったね。卒業しても、いつまでも甘えん坊のコでいてください。あーぁ。アルくんをモフモフしたかったです。

投稿: KYOKO | 2008年11月19日 (水) 14時34分

アルくん、お疲れ様~ キツン卒業でもかわいいぞお~
ユカリさんたくさんの思い出が出来て羨ましいな~

投稿: mie | 2008年11月19日 (水) 20時00分

ねこばばさん

本当ですね。 体は大きくなっても心はいつまでも子供のままで!これってやっぱり同居するニンズの願いですよね!ウチの場合は、旦那さんの方が子供のような気が・・・(笑)


KYOKOさん

コメントありがとうございます。 私の方がちゃんとKYOKOさんにお声がけすれば良かったのですが・・・唐突に「お会いできますか?」というのも厚かましいというか、あぶない人?と思われるかも知れないなどとぶつぶつ考えているうちに移動日となってしまいました。
二十数年ぶりの福岡。 7ヶ月ぐらいしか住んでいなかったとは言え、思い出がいっぱい蘇ってきました。 今度福岡に行くことになったら、事前にきちっとお声をかけさせてください。 

そうそう、あたりまえですが、わが家ではアルが初めて新幹線に乗った猫となりました(笑)


mieさん

ありがとうございます。 思いでおてんこ盛りです。 でもほとんど人間の都合。 本人はハタ迷惑なことと思います。 正直ときどき「何やってんだろう、自分は」と考え込んでしまいます。 時々猫達に「いいかげんにして!」と言われている夢を見る今日この頃ですとほほ・・・

投稿: ユカリ | 2008年11月19日 (水) 21時38分

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